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2016年6月1日更新

ネイリスト

マッサージからネイルアートまで…“ネイルの専門家”ネイリストの仕事内容とは


ネイルの専門家・ネイリスト。お客様の爪を彩り指先から美を演出するその仕事は、世間的にはオシャレで華やかな世界だと思われています。実際に、そうしたイメージに憧れてネイリストの道を志したという人も多いのではないでしょうか?
 
しかし、ネイリストの仕事には爪を飾るネイルアートだけでなく、一見地味な施術もたくさんあります。ネイルのケアからデザインまで、総合的に施術するのがネイリストの仕事。今回は、その具体的な仕事内容を一つずつ見ていきましょう。

けっこう疲れる!? 手肌をキレイするハンドマッサージ

オシャレな爪先を作り上げるには、まずは手のケアが重要です。ネイリストは爪を装飾する専門家ですが、ハンドマッサージもその重要な仕事の一つ。ネイルに興味がなくても手肌の美しさにはこだわりたいという人もいるため、そうした需要に応えるためにも大切な技術です。
 
ハンドマッサージは手に保湿効果のあるオイルやトリートメントを塗り込み、手先に張り巡らされている副交感神経を適度な強さで刺激していくことで行います。それによってリラックス効果を促すのと同時に、手の血行を良くするため、爪の色も良くなるという効果があるのです。
 
とはいえ、細かい作業が求められるネイリストにとって、マッサージによって手が疲れたりしたら本末転倒。ネイルサロンによっては、ハンドマッサージ専門のスタッフがいて、ネイリストはネイルに専念する場合もあるようです。
 

まずはカウンセリング

施術を行う前にはカウンセリングを行って、「手や爪の悩みはなにか」「どんなネイルにしたいか」といったお客様の要望を聞き出します。そこで齟齬が生じてしまうと、どんなに良いネイルを施しても要望と違う! とクレームが入る可能性も。そのため、ネイルの技術力だけでなくコミュニケーション能力も培っておく必要があるでしょう。

ネイルケア

オシャレなネイルを完成させるには、ネイルアートを施す前に爪先から甘皮まで爪全体をキレイにする「ネイルケア」が不可欠。また、職場や学校でネイルを禁止されているため、ネイルケアで自爪をキレイに見せたいと希望するお客様もたくさんいます。

キューティクルケア

ネイル業界では爪と皮膚の間にある甘皮のことを「キューティクル」と呼びます。キューティクルには爪を保護する役割があるのですが、伸びすぎてしまうと爪の水分が吸い取られて、爪が割れやすくなってしまいます。そのため、適度にキューティクルを取り除くことが必要です。

ファイリング

ネイルには先端が丸くなっていたり、四角くなっていたりと様々な形がありますよね。その爪の長さと形を整えるのがファイリングです。ネイルサロンではファイリングのみの施術も行っており、ネイリストは「ファイル」と呼ばれる専用の道具を使い、爪を削っていきます。

バッフィング

バッフィングはネイルケアの仕上げの作業です。爪の表面にオイルを浸透させてから「バッファー」と呼ばれる道具で磨き、光沢を生み出していきます。バッファーは細長いヤスリのような作りで、目の細かさを表す「グリッド数」という数字があり、ネイリストはお客様と相談しながら最適なバッファーを選び、自然な光沢を調整していきます。

リペア

キューティクルを除去し、爪の形を整えて光沢を出していくというのが基本的なネイルケアの流れですが、割れてしまった爪を修復するのもネイリストの仕事。爪の修復は「リペア」と呼ばれており、キューティクルや爪の表面の汚れをしっかり取り除いてから、アクリルやジェルを使って補強していきます。
 

接客やネイルアートだけじゃない! 色々なネイリストの仕事内容

ネイルサロンではハンドネイルだけでなく、フットネイルのサービスを行っていることもあります。とくにサンダルを履いたりして素足を見せることが増える夏場には、ハンドネイルとフットネイルをお揃いのデザインにしてオシャレを楽しむ人も多いようす。フットネイルの技術を磨いておくことで、より幅広いニーズに応えることができるでしょう。
 
またお客様の要望を聞き出したり、ネイルアートを施すだけがネイリストの仕事内容ではありません。美を追求するネイルは“アート”の世界でもあり、ネイリストたちは様々なコンテストで腕を競いあっています。コンテストに参加することもまた、ネイリストの仕事の一部だと言えるでしょう。国内でも世界最大級のネイルイベント「ネイルエキスポ」内で行われる「全日本ネイリスト選手権」や「ネイルアートコンテスト」など、有名なコンテストが実施されているようす。売上に直接つながるわけではありませんが、自分の実力を証明できる上、スキルアップのモチベーションにもなってくれるはず。
 
なお、ネイリストの収入は施術を担当した分だけ給与がアップする「歩合制」になっていることが多く、お客様から指名された量に応じて「手当」が支給される店舗も。そこでネイリストは何度も来店してくれるリピーターの数を増やすために、様々な工夫を行っています。たとえばDMハガキを送って割引キャンペーンの実施を告知したり、来店してくれたことに対する感謝をメールで伝えるなど方法は様々。ネット上で検索した時にヒットしやすいように公式サイトを編集するなど、ネイリストの業務内容も多様化しているんですね。

アシスタントとして働くネイリストの仕事内容

上ではネイリストの一般的な仕事内容を紹介してきましたが、未経験でネイルサロンに入社した場合、最初はアシスタントの立場で働き始めることになります。ネイリストのアシスタントは電話対応、店内の清掃やお客様の案内といった雑用が主な仕事内容。中にはジェルネイルの除去を担当できるお店もあるようですが、基本的には先輩ネイリストの補助的な業務を行うことになるでしょう。
 
アシスタント時代にはネイルの施術を担当できないものの、勤務時間の融通が利きやすいというメリットもあります。その時間を利用してネイルスクールに通って資格を取得するなど、ネイリストとして腕を磨いていくことができるようですね。
 

ネイルアート

ネイルケアが済んだらいよいよネイルアート。ネイルケア前のカウンセリングをもう一度確認し、サンプルのチップを使ってお客様にデザインを提案していきます。ネイルアートには様々な種類がありますが、主なものを紹介していきます。

カラーリング

カラーリングはネイルの表面にマニキュアを塗って色をつけていく方法で、マニキュアは現在では「ポリッシュ」と言われています。とはいえ、ポリッシュは水に濡れると剥がれてきてしまう欠点があり、お客様もカラーリングは自分で済ませてしまうことが多いようです。

ジェルネイル

人工爪にはいくつかの種類がありますが、ジェルネイルは爪をつけるというより、ジェルの厚みを利用してネイルをデザインしていく施術です。専用のジェルを爪に塗り、UVライトを当てて固めていく施術となります。

スカルプチェア

カラーリングやジェルネイルは自爪を利用するネイルアートですが、スカルプチェアはアクリルなどの硬い素材を使って爪に長さを出す施術になります。アクリルは固まる前に有害なにおいを出すので、ネイリストは取り扱いに注意しなければなりません。
 


ネイリストの仕事を大きく分けると、ネイルケアとネイルアートの二つになります。それぞれの施術の中にもたくさんの種類があり、そのほかにも手の角質の除去や、エステサロンによってはフットマッサージまで行うところもあるようです。ネイリストに必須となる資格はありませんが、勉強すべきことはたくさんありますね。

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