美容師になって良かったこと、大変なことって?

毎日更新!2024年10月09日 (水)

美容師になって良かったこと、大変なことって?

美容室

atacamaki / hair garden aco(from Flickr, CC BY 2.0)

技術取得は大変?

美容師になりたてのころはまだまだ技術が十分ではないために大変なこともあります。

一般的にアシスタントからお客様のカットを担当できるようになるスタイリストデビューまでは2年半~3年ほどの修業期間があります。

しかし、技術を習得して自分自身の技術でお客様をステキに変身させることができた時、美容師としてやりがいと誇りを感じます。

お客様が心から喜んで「ありがとう」と笑顔で言われると頑張ってきてよかったなと感じます。

指名されるのは大変?

美容師の世界ではお客様からどれくらい指名が貰えるかによって給与にも違いが出てきます。お客様からの指名を貰えるように日々技術を磨いたり、トークスキルを磨いたりと指名を貰える美容師になるために常に努力を惜しみません。自分の技術やサービスを気に入ってもらって、リピーターとしてまた来店してもらえた時は「よし!」っとガッツポーズが出ます。

人一倍の努力が必要?

美容師には人一倍の努力が必要です。時にお客様からのクレームがあったり、自分の満足のいくカットができなかったりと思い通りにいかないこともあります。そんな時には自分の技術や接客の見直しも必要です。自分自身を信じて日々腕を磨き努力して手に入れた技術は一生モノです。また、常に向上心を持って働いているので、美容師には人間的にも魅力のある人が多いです。

ランチを取る時間も無いって本当?

サロンにもよるのですが、美容師はお客様の予約状況によってはランチをとる時間もありません。忙しい日は次の予約の人が来店するまでの2~3分の間にランチを急いで取るなんてこともあります。なので、美容師には早食いの人が多いんです。でも、お客様がキレイになって帰っていく姿を見ると忙しくてもやっぱり美容師っていい仕事だなと感じます。

給与って安い?

美容師は他の職業と比べて給与が見合わないとよく言われます。確かにアシスタント時代は朝早くから夜遅くまで拘束される割には給料が低く生活がカツカツなんてこともあります。しかし、スタイリストになれば努力次第で高額収入を得ることも可能です。また、美容師特典として多くのサロンではヘアスタイルチェンジにお金はかかりません。

体力勝負?

美容師の仕事は体力勝負な面もあります。年を取って体力の衰えを感じてくるとこのままずっと美容師として働けるか心配になり、将来に不安をもつこともあります。そんな時こそ、

将来「自分の店を持つ」「店長になる」など、目標を明確にして、1歩ずつ前に進むことが重要です。

アシスタントって大変?

美容師になったら、まずはアシスタントからキャリアがスタートします。アシスタント時代は掃除などの雑務をこなすために早く出勤したり、夜は自身のスキルアップのために営業後に残って練習したりと、美容師の中で一番拘束時間が伸びやすい立場といえるでしょう。平日の練習以外にも、接客技術を磨くためのマナーの講習が休日に入る場合もあれば、参加するコンテストに向けて練習時間が伸びる可能性も。

 

また、アシスタント時代は収入面でも苦労することが多いようです。基本的にアシスタントの練習時間には給料が発生しません。そのため、拘束時間のわりに給与は少なくなりがち。給与を増やそうにも、カットができないアシスタントはお客様から指名をもらって売り上げを伸ばすこともできません。スタイリストになるまではボーナスが支給されないサロンも多いため、他の業界に比べると収入が低くなってしまいます。

 

注意が必要なのは、長時間の勤務で体調を崩してしまうケース。本人に仕事を続けたい意思があっても、体力がついていかずにやむなく辞めてしまう場合もあるようです。社会保険や有給休暇などの福利厚生が整備されていないサロンも時々見られるので、体調を崩してしまった時のリスクは小さくありません。

 

スタイリストって大変?

厳しいアシスタント時代を乗り越えてカットを担当できるスタイリストになっても、拘束時間などの負担が軽くなるとはかぎりません。自分の練習時間が減ったとしても、今度は後輩アシスタントの教育に時間を取られてしまいます。

 

給与も同様で、スタイリストになったからといって無条件で収入が増えるわけではありません。給与が上がるかどうかは、あくまでもサロンの売り上げへの貢献次第。給与を上げるためには、お客様からの指名を獲得していく必要があります。ボーナスなどの手当ても、店舗への貢献が前提条件になっているケースが多数。中にはボーナスの支払い基準を独自に設けているサロンもあるので、スタイリストになってもボーナスが支給されない場合も。

 

加えて、勤務内容のほとんどが立ち仕事である美容師を続けていれば、体への負担は無視できません。なかでもベテランの美容師を悩ませているのは腰痛。腰へのダメージは、年配の美容師が転職を決意する大きな理由のひとつだと言われています。年を重ねれば、アシスタント時代なら耐えられた生活にも耐えられなくなってしまうもの。せっかくの好きな仕事を長く続けるためにも、体のケアは若いうちから欠かさず行うようにしましょう。

さいごに

いかがでしたか?今回は、美容師になって良かったこと、大変なことをご紹介いたしました。

美容師は、一見華やかで楽しそうなイメージがありますが、そんな美容師にも、良い面、大変な面があります。しかし、自分自身の努力や実力次第では、自分のお店を持つことができる、将来性のある職業です。美容師としての目標ややりがいを見出し、未来を切り開いてみましょう。

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