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2018年4月11日更新

美容師

美容師のお給料が安いってホント!? 役職別に給料・年収の実態を知ろう!


 

体力仕事の上、お給料も安いと言われている美容師ですが、その給料が実際にどのくらいなのか正確な数字を知らない人も多いのではないでしょうか? ある程度きちんとした数字を知っておけば、自分の将来計画も立てやすくなりますよ。
 
今回は美容師の給料・平均年収について紹介していきます。スタイリストやアシスタントといったランク別の給料格差や生涯年収、初任給や給料システムについてもまとめているので、「キャリアアップのモチベーションが出ない…」という人はぜひ読んでみてください。

美容師の給料・平均年収について

美容師は他の職業と比べて、どのくらいのお給料をもらえているのでしょうか? 厚生労働省によって2016年2月に発表された平成27年賃金構造基本統計調査を参考にしながら、美容師の給料について見ていきたいと思います。賃金構造基本統計調査では、理美容師として理容師・美容師まとめた数字が発表されているので、美容師のみの統計ではないということも考慮に入れておいてくださいね。

平均年収と平均月収

平均年収:約260万円
平均月収:約21万円
平均賞与:約58万円
 
平成29年賃金構造基本統計調査では、理美容師の平均年収は約260万円。しかし、美容師の残業や練習などでサロンの滞在時間がとても長いといわれている職業。労働時間は短くて10時間、多いところでは、1日12時間以上が当たり前というサロンも。実際の時給はもっと低くなると考えていいでしょう。
 
とはいえ一般的な職業とは違って、美容師はランク制や歩合制によって収入が増えたり、キャリアアップによって大きく待遇が変わったりするもの。人気スタイリストになる道や経営者として成功する道もあるので、ポジティブに考えて腕を磨いていくことをオススメします。

年代別でみる給料

20代の平均年収:男性211万円、女性205万円
30代の平均年収:男性310万円、女性265万円
40代の平均年収:男性342万円、女性260万円
50代の平均年収:男性322万円、女性259万円
 
年代別でみてみると男性は40代、女性は30代でアーチを描くように年収が下がっているのが分かります。
一般的に男性は40代になると多くの美容師が現場から離れ運営やマネジメントにまわる傾向があり、女性は30代になると結婚・出産などで現場から離れて育児などで家庭に入る傾向があるからだと言えます。
 

企業規模でみる給料

企業規模10~99人  :平均年収256万円、賞与56万円、超過労働時間平均2時間
企業規模100~999人 :平均年収266万円、賞与54万円、超過労働時間平均9時間
企業規模1,000人以上:平均年収264万円、賞与95万円、超過労働時間平均20時間
 
企業規模別にみていくと、一概に大企業の方が安定して働けるとはいえない現状がわかります。
企業規模が大きくなるほど平均年収は上がる傾向がありますが、同時に超過労働時間も増えているのがわかります。
貰える金額が大きくなればそれだけ仕事量は増えるのかもしれませんが、ワークライフバランスを考えて働くのであれば、注意が必要かもしれません。

地域別でみる給料

東京・神奈川といった都市部のスタイリスト賃金がだいたい月給25万円スタートと高いのに比べて大阪・京都などではだいたい月給22万円。
福岡だと月給20万円スタートと地域によって貰える賃金には違いがあります。
しかし、家賃や生活費なども考慮すると一概に東京の賃金が高いから東京に行って働けば生活が潤うわけではありません。
逆に地元で働くよりも東京で働く方がファッションに掛けるお金や、交際費などの出費も増えるので生活がかつかつになるなんてケースもあります。

ランクや地域によってどのくらい格差があるの?

ほとんどのサロンでは美容師のランク制が取り入れられていて、ランクによって給料が変わってきます。美容師全体の給料はなかなか厳しいものがありますが、中にはキャリアアップによって月50万円以上の給料をもらっている人も! ここでは、ランクや地域差によって変わる給料について見ていきましょう。

アシスタント

美容師として正式にデビューするまでの期間をアシスタントと呼び、雑務やシャンプーなどが主に任されます。駆け出しとなるアシスタントの給料は低めで、平均月収13~17万円前後。都心の有名サロンほど給料が低い傾向にあり、地方のサロンでは新卒美容師の平均月収が16万円前後になると言われています。アシスタント時代は給料が安いので、アルバイトを掛け持ちしている人もいるよう。自分の経済状況を鑑みて、サロン選びは慎重に行っていきましょう。

Jr.スタイリスト

カットも任せてもらえる、美容師になりたてのスタイリストのこと。店舗によってこの役職があるところとないところがあります。アシスタントより給料は高くなって、月収は平均で16~23万円前後です。この時期はまだ指名料がつかないことが多いので、報奨金による給料のアップは期待できません。

スタイリスト

店舗によって様々な条件がありますが、すべてのお客様の施術に対応できるようになればスタイリストとして認められます。その月収は平均すると20~30万円。また、スタイリストになると指名数によって報奨金や役職がつき始めるので、同時期に入った美容師でも給料の差が異なってきます。自分の年齢と同額の給料をもらえているかどうかが、年齢にキャリアが追い付いているかどうかの目安になるそうですよ。

トップスタイリスト

スタイリストの中でも、人気と実力を兼ね備えた人だけがトップスタイリストと呼ばれます。トップスタイリストの中には、月収が50万円以上になる人も! 下積みが長く厳しい業界ですが、それだけにあきらめずに技術を磨いてきた美容師だけがなれるトップスタイリストはすべての美容師の憧れですよね。

経営者・オーナー

キャリアアップしていく中で、独立・開業して経営者として活躍するようになる人も。もちろん経営力がなければお店を繁盛させることはできませんが、何店舗も経営しているオーナーの中には年収2,000万円を超す人もいるそうです。

生涯年収について

平均収入があまり高くない美容師ですが、生涯年収ではどれくらいになるんでしょうか? 計算法によって大きく異なってくるものの、美容師の生涯年収は8,000万円から1億4,000万円ほどだと言われています。一般的なサラリーマン(大卒)の生涯年収は2億5,000万円ほどと言われるので、それと比べてもかなり低い数値となっている模様。
 
しかし収入の低さを憂う美容師の中には、「生涯顧客」という考え方を大切にする人もいます。文字通り生涯にわたって利用してくれるお客様を増やすことで、安定した収入につながりますし、口コミなどから新たな顧客を生んでくれる可能性も向上するんです。将来的に業界状況を良くしたいなら、まずは長期的な視野を持って働くことが大切なんですね。

初任給はどれくらい?

いざヘアサロンに就職し、「やっと夢の美容師として働ける!」と意気込んだものの、初任給の低さにがっくりきてしまうという人も多いようです。美容師の初任給は13万円から17万円前後と、他業種と比べてもかなり低く設定されているようす。とくに美容師の場合には最初はアシスタント、つまり半人前の見習いとして技術を身につけていく必要があります。そのため一人前の美容師として認められるまで、十分な給料をもらえないんですね。その一方、地方では美容師を志望する人の数が都内より少ないため、人手を確保するために初任給が高めに設定されているとも言われています。

給料のシステムについて

また、美容師の給料システムとしては、「歩合制」を取り入れている店舗が多いというのも大きな特徴です。アシスタントは半人前なので固定給になりますが、スタイリストとして認められると固定給+歩合制という形になるのが一般的。お客様の人気を集めて多くの指名を集めると、その分だけ給料が上乗せされるというシステムですね。歩合の割合についてはサロンによって様々ですが、努力した分だけ給料アップにつながると思えば、スキルアップも捗るというものです。

給料が安いのはなぜ?

なお、美容業界の給料が安いと言われる一因には、家族を養うために30代を過ぎると転職してしまう男性が多いことが挙げられます。それによって、全体に占める若い美容師や女性の割合が多くなり美容業界の平均給料が上がらないという悪い循環ができてしまっているのです。30代の美容師男性の平均月収は20~25万円。家族を養っていくには少し厳しい数字ですよね。30代になった時、独立するのか転職するのかという選択をしていくのかはあなたの美容師としての努力次第。独立を目指せるように知識と技術を積んでいきましょうね。
 
さらに美容師の給料として他業種と大きく異なるのが賞与、つまりボーナスです。美容師のボーナスは平均して約6万円程度と言われています。ボーナスは中小企業の平均で給料一か月分と言われることが多いので、美容師のボーナスはとても少ないのが現状。これもまた、美容師が他業種よりも薄給だとされる原因の一つになっているようです。

国家資格年収ランキングでも下位って本当?

美容師は国家資格です。国家資格の年収ランキングで調べると、美容師のランキングは最下位。国家資格を持っている職業の中では、年収はかなり低いと言えます。理容師と美容師が同じ程度の金額で最下位となり、その上にホームヘルパーや保育士がランクインしており、人と接することが多く、体力の必要な仕事が下位にいる印象です。「大変な仕事なのに年収が低い」と給料と仕事内容が見合っていないという声も多数あがっています。他にも、調理師や栄養士、歯科衛生士などは国家資格の中では年収が低い職業です。ちなみに、国家資格年収ランキングで上位を占めているのは、医師、弁護士、公認会計士などで医師や弁護士の年収は1,000万円を超えることがほとんど。他にも、税理士、不動産鑑定士、社会保険労務士などが国家資格年収ランキングで上位にランクインしています。上位にランクインしている国家資格は、資格を持っていれば独立することができるものばかり。美容師も独立開業し経営がうまく軌道に乗れば年収はアップしますが、やはり他の国家資格の方が、独立しても年収が高いようです。

 

年収はサロンの料金によって変わる?

キャリアによって大きく異なる美容師の年収ですが、働いているサロンの料金設定によっても違いが生じてきます。美容師の収入はほぼ固定給+歩合制で、売り上げの内から数%をもらえるようになっているところが一般的。そのためサロンでの施術料金が高く設定されているほど単価が上がり、収入もアップする仕組みになっているんです。
 
歩合の割合については店舗によって様々で、10%以下というところから20%以上というところまであるようす。ですが高級サロンで活躍する人気スタイリスト、いわゆる“カリスマ美容師”には年収1,000万円を超えていると公言する人もいます。固定給や歩合の割合がどれくらいになるかだけでなく、そこで働いて人気を獲得できるかまで考えて職場を選ぶとよいでしょう。
 

収入の男女差について

ここでは「平成27年賃金構造基本統計調査」を参考に、理・美容師の収入の男女差について見てみましょう。男性の平均月収は約25万円で、賞与も含めて計算すると平均年収は308万円ほどになるようです。そして女性の場合には平均月収が約22万円、平均年収は271万円という数字でした。他の職種では月収の男女差が5万円以上というものも珍しくないので、美容師の収入の男女差はそこまで大きくないとも言えます。
 
男女で収入が違ってくる理由の一つには、歩合制を取り入れているサロンが多く、体力勝負であるという点が挙げられます。また、結婚や妊娠によって一時的に職場を離れることがあり、お得意様が減ってしまうという可能性も考えられるでしょう。とはいえこれはあくまで統計で、美容師は腕前や接客力さえあれば人気が稼げる仕事です。男性より多くの収入を得ている女性美容師も多くいるので、悲観せずスキルを磨いていきましょう。

ヘアメイクアーティストの収入

ヘアセットやメイクアップを施す「ヘアメイクアーティスト」。ヘアカットの技術を活かせるため、美容師からヘアメイクアーティストに転職する人も多いようです。モデルやタレントを担当したりと、華やかな芸能界で活躍できるのが魅力のこの仕事ですが、給料事情はどうなっているのでしょうか?
 
ヘアメイクアーティストとしての働き方には、ヘアメイク事務所などの会社に勤務する形とフリーとして活躍する形の2種類があります。駆け出しの頃にはアシスタント扱いになるため収入が低く、年収200万円以下ということも珍しくないようです。ですがフリーのヘアメイクアーティストとして成功し、有名芸能人を担当したり自分の著書を出すほど人気になれば1,000万円以上の年収を得られる可能性も。フリーで働く際には人気がすべてなので、収入が安定しないというリスクが大きいものの、夢を追いたい人にはぴったりですね。

いわゆるカリスマ美容師と呼ばれる人の年収は?

美容師には、いわゆるカリスマ美容師と呼ばれる人たちがいます。テレビに出る、メディアにも顔出しするなど、タレントと同じくらいの人気を誇る美容師も多いですよね。
 
そんなカリスマ美容師のうちの1人、木村直人さんが自身のメディアで自分の年収について書いていました。木村さんと言えば、グラデーションカラーを世に広め、美容師としてだけでなく、書籍を発売する、オンラインサロンを主催するなど、様々な分野で活躍している美容師。そんな木村さんは自身の年収について、軽く1,000万円は超えていると話しています。軽く超えるというくらいなので、下手すれば年収2,000万円近くある可能性も…。木村さんの年収が軽く1,000万超えならば、他のカリスマ美容師たちも1,000万円を超えるくらい稼いでいるかもしれません。
 
他のカリスマ美容師といえば、モデル出身で超イケメンと名高い同期の松本拓馬さんと三科光平さんや、キムタクをカットしていることで名前が広まった川畑タケルさんなど。年収を公開してはいませんが、多くのモデルや芸能人からも指名されるほどの腕前であれば、かなりの年収を稼いでいるに違いありません。

美容師で年収1,000万円を超える人はどんな人?

先ほど紹介したいわゆるカリスマ美容師のような人たちならば、年収1,000万円は軽く超えているでしょう。ですが、カリスマ美容師と言われていなくても、年収が1,000万円を超えている美容師はたくさんいます。そんな美容師は、どのような人なのでしょうか。
 
年収1,000万円を超える美容師としては、4つのパターンが考えられます。1つ目は、美容室でトップスタイリストとして働きながら、年収1,000万円超えができる場合。お客様へのDMなどの送付、丁寧なお見送り、親しみやすい笑顔などでお客様をひきつけ、年収1,000万円超えを果たす場合があります。もちろん、歩合のよいサロンに勤めていれば、より年収が増えやすいですよね。
 
次に、面貸し制度を使って、個人事業主のように美容師として活動する場合。面貸しとは、自分で店舗を持たずにサロンの1つの面を借り、そこで営業を行うことで、。個人事業主なので売り上げは直接自分で管理できます。ブログなどで情報を発信し続けることで、宣伝を行い多くのお客様を集めることができれば、面貸しで年収1,000万円超えは達成できるでしょう。
 
他には、複数の店舗を経営するオーナーになるという方法もあります。1店舗のみの経営で年収1,000万円を超えるには年商1億円近くないと達成できません。そのため、かなり難しいですが、複数店舗の経営となると、月商400万円程度の店舗が2つあれば年商1億円程度になります。経営者として年収1,000万円超えをしたい場合には、複数の店舗を展開していくことが必要です。

ブライダルヘアメイクの収入

女性にとって一生もののイベントでもある結婚式。そこで花嫁にヘアメイクを施すのがブライダルヘアメイクです。たんに美しくすればいいというわけではなく、花嫁本人がどんな姿になりたいと思っているのか理解して、それに沿ったスタイリングを行います。
働く場所はブライダルサロンやホテルや結婚式場の美容室、ブライダル専門のヘアメイク事務所など様々。ヘアメイクアーティストと同じくアシスタントからのスタートになりますが、キャリアアップすれば500万円ほどの年収が望めるようです。またフリーに転身して成功すればさらなる収入アップも期待できます。

 

美容師のボーナスは多い? 少ない?

美容師の世界はカットなどの腕前がものを言う実力社会。スタッフ全員で同じプロジェクトに取り組んだりすることはなく、一人ひとりが持ち前のスキルによってお客様を満足させようと努力しているんですね。そのため美容室側も「資格手当」などを発行してスタッフのスキルアップを応援するんです。また、「歩合制」の給料システムを取り入れているサロンが多いのも、そうしたスタッフ育成意識の表れだと言えるでしょう。
 
しかしその代わり、一般企業のようにスタッフ全員に対してボーナスが支給されるサロンは少ないとも言われています。実際に厚生労働省の「平成27年賃金構造基本統計調査」を見てみると、理容・美容師の「年間賞与その他特別給料額」は61,500円。男女別に分けると、男性が55,000円、女性が65,500円という結果になっていて、他の業種と比べて明らかに少ないことが分かります。
 
とはいえもちろん、中には年二回きちんとボーナスを用意しているサロンもあります。一般的にはボーナスが期待できない美容師というお仕事なだけに、そんな職場で働けたら得した気分になってモチベーションが上がってしまいますよね。また、もしボーナスが支払われないサロンだとしても、スキルさえあれば給料アップを狙えるのが美容師業界。人気スタイリストになってたくさん指名してもらうことで、それだけ収入アップにつながるんですね。ボーナスが支払われる代わりに歩合給があるのだと割り切って、地道に腕を磨いてみてはいかがでしょう?
 
とはいえもちろん、中には年二回きちんとボーナスを用意しているサロンもあります。一般的にはボーナスが期待できない美容師というお仕事なだけに、そんな職場で働けたら得した気分になってモチベーションが上がってしまいますよね。また、もしボーナスが支払われないサロンだとしても、スキルさえあれば給料アップを狙えるのが美容師業界。人気スタイリストになってたくさん指名してもらうことで、それだけ収入アップにつながるんですね。ボーナスが支払われる代わりに歩合給があるのだと割り切って、地道に腕を磨いてみてはいかがでしょう?

 

美容師の待遇によってボーナスは変わる?

美容師はアルバイト・パートに正社員、業務委託と様々な待遇での働き方があります。そうした待遇によってボーナスの額はどれくらい違っているんでしょうか。まずアルバイト・パートについては、ボーナスが支給されることはほとんどないようです。これは一般企業でも同じですが、基本的には社会保険を完備していたり、福利厚生がしっかりしているのは正社員だけなんですね。
 
業務委託でもボーナスが支払われることは少ないようです。そもそも業務委託とは美容師がサロンと雇用契約を結ぶのではなく、個人事業主として取引を行うという仕組みの働き方。サロンに仕事があるときだけそれをこなす、という考え方になるので正社員のように長期間安定して働くことができないというデメリットがあります。一般的にはボーナスは会社に所属している人のモチベーションを高めるために支給されるものなので、業務委託で働いている人はもらえないことが多いんですね。ただ、業務委託で働くのはデメリットばかりということではもちろんなく、正社員よりも自由な時間で働けますし、集客さえしっかりできれば歩合給によって収入がアップすることさえ期待できます。

美容師のボーナス額は年齢によっても違う?

一般企業では年齢によってボーナス額がアップしていくのが一般的ですが、美容師の世界ではどうなっているんでしょうか? 厚生労働省の「平成27年賃金構造基本統計調査」では理容・美容師の年齢別に「年間賞与その他特別給料額」がまとめられています。例えば20代では20~24歳が46,600円、25~29歳が67,800円という額。そして30代では30~34歳が78,600円、35~39歳が135,200円となっているので、年齢によってアップしているとも言えるのですが、他の業種と比べてしまうとやっぱり少ない額ですよね。
 
美容師の収入は、長く勤めているからといって自動的にアップしていくわけではないようです。スキルを磨いて人気スタイリストになることを目指すか、あるいはオーナー・店長へとキャリアアップすることを目指してもよいでしょう。店長になるとお客様の施術ではなく、主に「店舗の運営」を行っていくことになりますが、責任ある重要な立場なだけあってその分お給料も恵まれることになりますよ。

また、美容師にはその他にも「講師」としての働き方があります。実務経験を何年も積んで、美容師としてのスキルがしっかり身についたあと、それを人に教える立場に回るのが「講師」。サロンで新人を対象に研修を行ったり、専門学校や美容スクールで先生として働いたりと、様々な働き方がありますが、「常勤講師」として正社員で働けば安定した待遇が期待できるはず。

そもそも美容師の歩合給ってどんなもの?

美容業界だけでなく、様々な分野でも「歩合給」「歩合制」という給料システムがありますが、これはそもそもどんな仕組みを指しているのでしょうか? 歩合制とは一言でいうと、成果や出来高、業績に応じて支払われる給料のことです。あらかじめ設定されている固定給とは別に、会社の売り上げに貢献することで追加の報酬がもらえるんですね。美容師の場合には、指名数や施術数によって歩合給が加算されます。
 
また「インセンティブ」という呼称もあり、成功報酬という意味では近い意味とされています。ですが、細かく言うと歩合制は1人につき○○円といった報酬が発生するのに対して、インセンティブだと1カ月の売り上げが○○円以上だとボーナスが支給される、といったシステムなので微妙に違うんですね。また、会社の方針によって計算基準や方法、割合が違うので、気になる人は会社に確認しておきましょう。

固定給25万円+歩合10%の場合

月間売上100万円の場合:25万円+10万円=月給35万円
月間売上70万円の場合:25万円+7万円=月給32万円
 
歩合率は売り上げの10%としている美容室もあれば、20%としているところもあります。もちろん、それよりも歩合率が低いお店もあれば、高いお店もあります。また、多くの美容室では指名客による売り上げに関しては別に計算し、指名客による売り上げの20%ないしは30%を歩合給としているところが少なくありません(指名客による売上の歩合率もお店によって異なります)。
つまり、指名料を払ってくれたお客様による売り上げの総額の20~30%が給料に反映されるということです。
 
ですから多くの場合、指名料を払ってくれたお客様による売り上げの方が歩合率は高いため、指名客を多く獲得すれば獲得するほど、給料は高くなります。給料アップを考えているなら、ぜひ指名客の獲得に力を入れたいものです。

美容師の“歩合給”事情とは

同じ美容師でも色々なランクがあり、それによって給料システムも変わってきます。見習い期間「アシスタント」だと固定給がほとんどですが、「スタイリスト」に昇進すると、固定給にさらに「歩合給」が加算されるところが多いようです。スタイリストになるとカットやパーマ、カラーリングなどお客様を担当できるようになり、指名客を増やすことで歩合給で収入アップを狙えるんですね。
 
スタイリストになることで固定給が下がる場合もありますが、歩合給次第で収入が決まるので後は自分の頑張り次第。例えば、アシスタントの時に固定給が16万円だとしたら、スタイリストになると固定給が15、14万円に下がるところも。しかしそこから歩合給が加算されるので、一定数以上の指名を獲得できれば実質的には給料は上がることになります。
また、それ以外にもスタイリストになることで給料アップできるチャンスはあります。美容師の主な仕事はお客様のヘアカットや髪のケアですが、それだけでなくサロンで取り扱っている整髪料やトリートメント剤などを販売することも立派なお仕事。これを「店販(物販)売り上げ」と言いますが、ヘアサロンが設けるノルマをクリアすると手当がつくこともあるんです。ちなみにお客様の施術を担当して得る売り上げを「技術売り上げ」と言います。
中にはアシスタント期間でも、シャンプーや縮毛矯正のヘルプに入ると、1人対応するごとに歩合給が入るところもあります。ヘルプ1回につき○○円と決まっていたり、ヘルプに入るメニューによって単価が違ったりと、歩合給の設定はヘアサロンによって様々なようです。

美容師の歩合給って相場はどれくらいなの?

歩合制では、技術売り上げのうちの何割かが給料に加算されますが、その配当はヘアサロンによって変わってきます。この配当の相場は大体10%~30%といったところ。例えばヘアカットの料金が1人4,500円だとして、配当が10%の場合、1人対応するごとに450円が加算されます。一見少ないようにも思いますが、カット以外にカラー、パーマをお客様が求めれば、その分の報酬が入ります。また経験年数や美容師としての技術が向上すると、配当がアップすることもありますし、頑張り次第では月50万円以上も夢ではありません。しかし1人でも多くのお客様を獲得するには、やはり高い技術力と接客力が大事なので、スタイリストとしてデビューしてもセミナーや勉強会に参加する人が多いんです。
 
また、アシスタントの数によっても歩合給の単価は変わってきます。アシスタントの数がスタイリストより多い店だと、配当する割合が低くなってしまう傾向にあるそう。というのは、アシスタントはサポートに回ることが多いので、技術売り上げを上げることが難しいのが理由です。なので、アシスタントは少しでも早く「スタイリスト」へのランクアップを目指すんですね。ただしエステサービスも併設しているヘアサロンだと、アシスタントでも「エステ」の施術ができれば、エステの施術をまかされることがあるみたいですよ。エステでも1人のお客様を対応すれば、歩合給が加算されるので、アシスタントでも平均を上回る月給を得ている人もいるんだとか。

美容師の給料は、経験が短く未熟なうちはとても低いと言えるでしょう。しかし美容師は、努力を重ねることでどんどんキャリアアップができ、それに伴って給料も上がっていく実力主義の世界。美容師になるからには、トップスタイリストや経営者を目指してみてはいかがでしょうか?
 

美容師の給料に追加でもらえる「手当」の種類

給料面で厳しいと言われる美容師業界ですが、実績によって「手当」という形でスタッフに還元されることも多いよう。実際に求人に目を通してみると、様々な手当てが目につくはずです。例えば休まずに勤務するともらえる「皆勤手当」や、売り上げを達成するともらえる「店売り上げ達成手当」が代表的。
 
そのほか仕事の担当部門ごとに手当をつけるサロンも。「係手当」では、担当業務を割り振り、その業務がきちんと遂行できれば手当が支給されます。またサロンでシャンプーなどを販売するのも美容師の仕事。販売実績によっては「店販手当」がつくこともありますよ。手厚いところでは、スタッフが練習に使うウィッグの代金を「ウィッグ手当」として一台に付き1,000円負担しているサロンも。

業務委託や独立して働く美容師の年収について

美容師は自分で店を持ち、独立する人も多い職業。美容師によって大きな差があるため一概には言えませんが、例として独立した美容師とサロンで正規雇用で働いている美容師の給料を比べてみましょう。
 
正社員の美容師は、一般企業のサラリーマンの平均年収である400万円台を下回ることがほとんど。対して独立した美容師は、軌道に乗れば600万~1,000万円程稼げるとも言われています。しかし、全体でみれば厳しい状況に置かれるケースも多いのが現状。年収が200万を下回る美容師が40%を占める、という調査結果もあるようです。
 
独立の前準備のために、「業務委託」として働くケースではどうでしょう。「業務委託」の場合は基本給がなく、給料は月々の売り上げに対し店側が定めた歩合率の分だけ支払われます。そのため高い実力を持っていれば、年収が700万を超えることもあるのだとか。ただしこちらも独立と同様で、美容師自身の力がなければ正規雇用より低い年収になることも。
 
独立との違いとしては、個人の実力に加えて契約を結んだサロンの経営事情が関わってくる点が上げられます。集客力のある店であれば月に50万円稼げることもありますが、店自体の人気がない、歩合率は高いがそもそもの単価が低い…などの理由から収入が低くなってしまうこともしばしば。

美容師の収入に関わるサロンの利益率

売り上げから経費を差し引いたものを「収益率」と呼びます。美容師の給料は「収益」の中から支払われることになるのですが、サロンでは売り上げに対していったいどのくらいの収益が上がっているのでしょうか。
 
まず、経費から見ていきましょう。基本的には、サロンの家賃・水道光熱費・人件費・消耗品代金・広告代などが発生。売り上げからこれらを引いたものが、収益として手元に残る仕組みなんですね。サロンは他の業界と比較すると経費は比較的低くなりますが、一方で売り上げが伸び悩んだ時に収益率が大きく下がってしまうのも特徴です。

年収の上げ方

美容師が年収を上げたいと思ったらまずは役職者を目指しましょう。
店長やマネージャーなどの役職がつくと、役職手当がつき給料がアップします。お店の運営に関わる店長になると大体年収は600万円ほど。
 
一部ですが人気サロンのトップスタイリストやディレクターとして活躍する美容師の中には年収が1000万円を超える人もいるようです。
また、独立して経営がうまく行ったオーナーの中には、年収が2000万円以上になる人もいます。
美容師は給料が低いなんて巷では言われていますが、実力や手腕さえあればサラリーマンよりもずっと稼げる職業です。
まずは、技術や接客力を磨き指名を多く貰える美容師になることが年収アップの近道になるといえるでしょう。

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美容師になるにはスキルやセンスを磨くことも大切ですが、まずは美容師の国家試験に合格することが大切です。厳しい練習や勉強の末に試験に合格できれば、晴れてアナタも美容師に。「これからがんばるぞー!」と意気込むのは良いですが、美容師免許の申請はお済みですか?

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ここでのミスが一番の痛手!? 美容師国家試験当日の持ち物&服装に気をつけろ!

試験対策もばっちり済ませて自信満々! という状態でも、怖いのが“忘れ物”ですよね。学校の近くまで来て「あっ、あれ忘れた…」なんて思っても、戻るのには時間が無くて間に合わない…なんて、誰もが一度は経験したことがあるのでは無いでしょうか?

毎年2万人以上が受験する「美容師国家試験」の合格率や基準を大公開!!

毎年2万5千人以上もの人が受験する“美容師国家試験”。この中の多くの人が、美容師国家試験を受けて、4月からそれぞれのサロンで働き始めています。しかし、実際に全員が全員受験するわけでも、合格するわけでもありません。

実力が今、試される!「美容師国家試験・実技試験」について詳しく解説!

美容師国家試験の本髄とも言える「実技試験」。限られた時間の中で自分の納得いくものを仕上げるのは中々難しいもの。しかも、試験官の厳しいチェックが入っていると思うと余計に緊張しますよね。

過去問つきで解説! 美容師国家試験の“筆記試験”の詳しい内容をチェックしよう!

美容師になるために避けては通れない「美容師国家試験」。その関門のひとつ“筆記試験”は、まさに記憶力との勝負です。2年間、美容学校でみっちり覚えてきたことを何回も復習して覚えなければいけないので、勉強が苦手な人はちょっと憂鬱かもしれません。

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